東京国立博物館の創建1200年記念 特別展「神護寺─空海と真言密教のはじまり」に行ってきた
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東京国立博物館で開催される創建1200年記念 特別展「神護寺─空海と真言密教のはじまり」に行ってきました。
所要時間は2時間半ほどで、国宝の両界曼荼羅やそのレプリカなどの展示の迫力をじっくり楽しむことができました。
展覧会情報
- 展覧会名: 創建1200年記念 特別展「神護寺─空海と真言密教のはじまり」
- 場所: 東京国立博物館
- 会期: 2024年7月17日(水)~9月8日(日)
- 前期展示: 7月17日(水)~8月12日(月・休)
- 後期展示: 8月14日(水)~9月8日(日)
感想
前期最終日となる8/12日に行ってきましたが、祝日かつ最終日ということもあってかなり混んでおり、特に国宝の空海直筆の書物とかはかなり並んでいました。
展示物の中では両界曼荼羅とその模写は大きさにかなり迫力がありました。ただ、オリジナルの両界曼荼羅は修復されているとは言え傷みも多く、金銀泥は結構劣化しており描かれているものの判別は結構難し感じでした。金泥は多少残っており、繊細な筆筋も多少わかるのですがが、銀泥は色も変色して双眼鏡で拡大してもさっぱりわからない感じでしたね。
また、伝源頼朝像も思った以上に大きい等身大くらいあって驚きました。三つの掛け軸では頼朝像が1番状態良かったです。
ここまでの前半で所要時間は1時間程度となりました。
後半は模写や仏像メインとなりました。 金泥使った両界曼荼羅の繊細な模写も展示されており、近年の作品のためか色彩の劣化がほとんどなくかなり迫力がありました。 オリジナルの両界曼荼羅も昔はこういった姿だったのかと想像が膨らみます。
後半も所要時間は1時間程度で、合計2時間20分くらい滞在していました。
見どころの両界曼荼羅はすごいんだが劣化が激しいので、往時を想像する他ありませんでしたが、劣化の少ない模写があるためその想像の助けとなって良かったですね。
まとめ
- 東京国立博物館の創建1200年記念 特別展「神護寺─空海と真言密教のはじまり」に行ってきた
- 巨大な両界曼荼羅はオリジナルとレプリカが展示されており、往時の姿の創造の助けとなった
- 前半1時間・後半1時間程度で全体の所要時間は2時間半ほどだった