ディープラーニング用Geforce 1070の取り付け (Linux自作PC 15)

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Debian 9.3 Stretchをインストールしたマシンに、Geforce 1070(EVGA GTX1070 FTW2 iCX)の挿入を行います。



前回GPUドライバのインストールを行った続きです。

挿入するGPU

先日の記事においてAmazon.com(米尼)で購入し、到着したEVGA GTX1070 FTW2 iCXを挿入します。

開封

Amazon.com発送ということで、多少荒い梱包&発送を想定してはいましたが、それほど悪くはありませんでした。通常の段ボールに、緩衝材がいくつか放り込んであります。 梱包自体はAmazon.co.jpとそれほど変わらない印象です。

化粧箱を開けると、中には本体以外に説明書、ステッカーやポスターなども入っていました。また、8pinケーブルが2つ同封してありました。

グラフィックボード本体はバックプレートもあって高級感もあります。

GPUの設置

前回で既にLinuxマシンにはnvidia driverはインストール済みなので、そのまま装着に移ります。

ケースのDefine CにおけるPCIスロットの2,3段目を取り外して設置します。 GPUはそれなりの長さがあるため、MBへの配線も少し考える必要がありそうです。

動作確認

オンボードにDVI-Dをつないだまま起動してみたが画面には出力されませんでした。また、起動画面でGPU側に映像出力端子を挿し替えても変わりませんでした。

いったん電源を切って、GPU側に映像出力端子を挿した状態で再起動したら正常に起動しました。最初からGPUにつないでおきましょう。

起動の確認ができたので、グラフィックボードの保護シールをはがそうとしたのですが、 MB側に潜り込んでいたのでどうにも剥がしにくく、再度グラボを外して剥がす羽目になりました。ですが、動作確認前から剥がすのは抵抗があるのでこの手間は許容します。

今後

ディープラーニングやマイニングなどのGPGPUにグラフィックボードを使うことを考えると、画面出力がGPU側というのはあまり望ましくありません。計算能力はすべて計算資源として利用したいものです。

次回は画面出力の切り替えを行います。