日帰りで電車とバスで高遠城址公園の桜を見物してきた

2024/04/14

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先週は埼玉で桜を楽しんできたのに続き、本日は日本三大桜の名所の一つである高遠城址公園の桜を見に行ってきました。

特急とバスで訪問し、ソメイヨシノとは違った濃い色の桜の景色を楽しんで着ることができました。

高遠城址公園の桜

先週訪問した石戸蒲ザクラは日本五大桜の一つで、今回訪問する高遠城址公園は日本三大桜の名所ということで微妙に違います。前者は1本の桜に対しての称号で、後者は場所に対する称号という違いですね。

高遠城址公園は長野県に位置し、高遠城跡地に植えられたタカトオコヒガンザクラというピンク色の強い桜が咲く名所となっているようです。

以下のような交通手段で当日は移動しました。

桜の時期はJR茅野駅から臨時バスが出ており、高遠城址公園近くの高遠駅というバス停まで行くことができます。特急あずさと連絡していることもあり便利です。ただし、1日4本と本数が少なく、支払いも現金のみと制約も多いのでよく高遠桜まつり公式HPを確認して行くことを推奨します。

ちなみに連絡する特急あずさも直前だとほとんど予約も埋まっていたりしますので、天気も気になりますが予定は早めに抑えておきたいところです。

帰りの臨時バスは特急あずさとは30分くらい余裕があったので、渋滞していた高遠城址公園周辺で多少遅れても問題ないスケジュールになっているようです。

渋滞は基本的に公園周辺だけで、抜けてしまえば茅野駅までは渋滞はありませんでした。

特急あずさで茅野駅に到着後、臨時バス乗り場に並びます。2台の臨時バスが手配されており、並んでいる見物客は補助席使って全員座ることができたようです。

40分と長い乗車時間でカーブの多い峠道も上り下りするので、座れないと辛そうですね。

公園までは徒歩で移動します。徒歩専用の階段があり、それなりの段数を上っていきます。移動中もあちこちに桜が生えているので、周囲の景色と合わせて楽しめます。

なお、移動中に横を通っている道路で車が渋滞していることも見て取れました。バスでの訪問も不便ではありますが、かといって車での訪問も渋滞で大変そうです。

途中に進徳館という藩校が残っており、こちらも桜と合わせて楽しめます。

入り口で入場券を購入して城址公園へ入っていきます。支払いは現金とPayPayが利用可能でしたがdocomo回線の電波が悪く、現金で支払って入場しました。

公園内は一部エリアに屋台が出ており、部分的にブルーシート広げて楽しんでいる人もいましたが、そういった屋台・シート禁止のエリアもあるようで住み分けがされているようです。

ソメイヨシノとはまた違う濃いピンク色の桜が一面に咲いていることもあり、迫力があります。公園自体はお城の跡地という割に小さくはあるのですが、山城跡であるためか堀や曲輪の跡地と変化にとんだ地形であることもあり、ぐるりと回って楽しむことができます。

大勢の人でにぎわってはいますが、アクセスの悪さもあってか日本三大桜の名所という割には人口密度は想像より多くありませんでした。ストレス少なく巡れる感じでした。

1-2時間ほど公園を一通りめぐったので、バス停まで戻ってその周辺の古民家リノベをした蕎麦屋であるたまきやで昼食をいただきました。きれいにリノベーションされた蕎麦屋で、建物の由来の掲示もあって食事と合わせて楽しむことができました。

バス停近くに鉾持神社という神社があります。300段らしい長い階段を上っていくことで参拝できます。

その階段横の開けた場所から高遠城址公園を遠目に見ることができます。冠雪した大和高遠城址公園にギュッと集まった桜と周囲の緑とコントラストが楽しめるスポットでした。

この神社は人がほとんどおらず、私の他には1グループいるだけの穴場になっているようでした。ですがせっかく高遠城址公園に来ているなら遠目に見て楽しむことができる場所にも行っておくことをお勧めしたいですね。

その後、臨時バスに乗って茅野駅経由で帰宅しました。

高遠城址公園の桜を日帰りで楽しんできました。ソメイヨシノとはまた違う濃いピンク色の桜は珍しく、新鮮な景色を楽しむことができました。山城の跡地の桜ということもあって、起伏のある場所に生えている桜は歩き回って見物するだけでも見ごたえがありました。

また、鉾持神社から高遠城址公園を見ることでぎっしり詰まった桜を遠目に見れるのも違った楽しみとして2度楽しめました。アクセスが悪いのが難点ではありますが、それでも十分に訪問する価値はある場所だと思えました。