【SOLOTA導入その1】自炊派が狭いキッチンにPanasonic 食洗機NP-TML1-Wを購入して、スチールラック・バケツ排水・アース延長して設置した

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手先の冷えや食器洗いでの腰の痛みの軽減のため、食洗機の導入を決定しました。

しかし我が家のキッチンはA4サイズのSOLOTAが置けないほど狭いため、食洗機をスチールラックへ配置しバケツ排水およびアース延長を行うことで何とか導入しました。

導入したのはPanasonicの一人向け食洗機SOLOTAで、小さいながらもしっかり洗浄してくれています。

狭いキッチンへの食洗機の導入

私は基本的に3食自炊しているのですが、低いシンクによる食器洗い時の腰の痛みと水仕事による指先の冷えに悩まされていました。

食洗機でこの辺りの悩みは多少軽減できるとは思っていたのですが、基本的にファミリー向けで狭いキッチンの我が家には置けないと思っていたのですが、昨年Panasonicから1人暮らし向けの食洗機が販売されたということで導入を真剣に考えるようになりました。

ただ、A4サイズで設置可能なSOLOTAであってさえも、我が家のキッチンでは狭くて置くことができず諦めかけていました。しかし、バケツ排水とアースの延長さえできればキッチン以外でも置けることに気づいたため購入を決定しました。

食洗機の選定

1人暮らし程度の食洗機であれば、PanasonicのSOLOTAのほかにはサンコーのラクアMiniなどいくつか選択肢があるようでした。

ただ、1人暮らし用の食洗器では自炊ユーザーというよりは中食ユーザーを想定しているのか、コンパクトさのため容量が犠牲になっているため、3食自炊の私の生活に合うのかわからない問題がありました。なので最悪、生活に合わなくてもそれなりの価格でメルカリ行きが期待されるSOLOTAを選択したという理由があります。

1人暮らしでも自炊派であるなら設置可能であればという但し書きはありますがファミリー向けの大型の食洗機を導入するのが正解かとは思いますが、私の住まいでは1人暮らしサイズの設置が限界でした。

SOLOTAの仕様

  • 型番: NP-TML1
  • 定価: 37620円 (定価販売指定)
  • 容量: 6点 (約10L)
    • 高さは21cm程度
    • 横向きの大皿なら23cm程度
  • 寸法: W310xD225xH435mm
  • 重量: 7.5kg
  • 使用水量: 2.5L
  • 乾燥方式: 送風
    • ドライキープ機能あり
  • 消費電力230Wh
  • 洗浄のみ・洗浄&乾燥コースの選択可能

大きな特徴は底面がA4サイズ程度であること、使用水量が2.5Lとかなり少ないこと、洗浄のみ/洗浄&乾燥のコース選択が可能という点でしょうか。

SOLOTAに限らず1人暮らし向けの食洗機では乾燥機能が不十分で、乾燥しても乾ききらないと聞きますので、洗浄のみで実施して完了後に扉を開けて自然乾燥が行いやすいのは評価点でしょうか。自然乾燥でも温水で洗浄しており食器が温かくなるため、結構乾きやすいようです。

SOLOTA設置に用意したもの

スチールラック

まずは設置するスチールラックはドウシシャのルミナスライトシリーズで作成することにしました。サイズ指定が細かく可能なので、狭い我が家でも最小スペースでの設置が行えます。ついでにキャスターもつけて邪魔になったら移動できるようにもしておきます。

これで2段のスチールラックを作成し、上段にSOLOTA、下段に排水用のバケツを置く想定です。

バケツ

排水用のバケツは自宅にあった無印良品の7.5Lバケツを利用することにしました。

SOLOTAの1回の排水が2.5Lなので、7.5Lバケツであれば最大3回分は排水できて1回水の処分を忘れてもカバーできる容量となっています。

なのでSOLOTAを私と同様にバケツ排水するのであれば、5L以上のバケツを用意しておくのが良いかと思います。

アース延長

水回りの家電なのでアース接続は必須なのですが、今回のスチールラック設置のケースだとSOLOTA本体の電源ケーブルの長さが足りなくなってしまいます。なのでアースターミナル付変換アダプタで銅線アースを3Pプラグへ変換したうえで、その3Pプラグを延長してアース付きコンセントに挿すという方式を取りました。用意したのは以下の2つになります。

SOLOTAの外観と設置

それでは上記で用意したSOLOTA本体と周辺機器で設置をしていきます。

SOLOTA本体

梱包段ボールにそのまま伝票が張られて送られてきました。

本体には説明書と試用洗剤などが同封されています。電源ケーブルや排水ホースは最初から本体に接続されており、コンセントに挿して設置すれば直ぐに動かせるようです。

扉を開いてみると、食器カゴがいくつかのコーナーに分かれていることがわかります。奥が大皿、右側がお皿、左側がカトラリー置き場となっています。

食器カゴを除いてみると残菜フィルターとノズルが見えます。ノズルはこの1つが回転しながら水を浴びせる形となります。上位モデルではこれが上下にあったりするようなので、SOLOTAは洗浄力という点ではちょっと劣るのかもしれません。

2.5Lのタンクは本体下部から取り外せます。

このタンクに直接水を注いで使う形になります。

アース延長

続いてアースの延長をしていきます。まずはアースターミナル付変換アダプタを用いて銅線アースを3Pプラグへ変換します。

銅線アースをこのアダプタにしっかり巻き付けてねじを締めます。

続いて2Pプラグを差し込んでこれで3Pプラグへの変換が完了しました。

3Pプラグの延長は以下の延長ケーブルを用います。かなり太いケーブルなので安心感があります。

3P変換アダプタと接続します。

これでアース付きコンセントに差し込めるようになりました。

スチールラック組み立て

最後にスチールラックを組み立てます。

上記を組み合わせて2段のラックが以下のようになりました。

SOLOTAの設置

そしてSOLOTAをスチールラック上段に、バケツをラック下段に設置して完成です。

食器の洗浄例

食器類のみを詰め込んで以下のように収納しても問題なく洗えています。

一方で食洗機対応の18cm鍋みたいな深さのあるものは苦手なようです。収納できても内底に洗いムラがありました。

食洗機対応の18cmフライパン程度の深さであれば問題なく洗えました。

1か月利用した感想

まずは1か月程度利用した感想を以下にまとめます。

  • 食器を選べばしっかり洗浄してくれる
  • 乾燥機能は微妙なので洗浄のみコースで自然乾燥するのがよい
  • 稼働音は洗濯機と同じくらいはする
  • 自炊派には容量は少ない
  • タンクへの給水は2.5Lでも面倒

まず、食器を選べばしっかり洗浄してくれるというのは、深すぎる食器・調理器具では水が届かないのか綺麗に洗えていないという点です。どんぶり程度なら問題はないのですが、サーモスの取っ手のとれる18cm鍋くらい深いと底までしっかり洗えていない感じでした。

乾燥機能の微妙さは、ヒーターではなくて送風による乾燥というのもあるのでしょうが、洗浄1時間・乾燥1時間では乾ききってないですね。特に窪みにたまった水はどうしようもないです。なので温水による洗浄1時間のみのコースで稼働させ、温まった食器を自然乾燥させるので十分かと思います。これでも結構乾きますし、多少食器の温度が冷えてから窪みの水を捨てれば乾燥1時間行うより早く乾いてます。

稼働音については結構うるさいですね。私は気にならない人間でしたが、人によっては気になってしまうかもしれません。洗濯機くらいの稼働音はしている印象です。洗濯機より生活空間に近くなると思うので、より煩さが目立つのかもしれません。

また、容量についてはどうしようもないですね。1人暮らし向けかつ中食ユーザー主眼ということで、容量は少なめです。調理器具まで入れるのは厳しいです。ただ、調理器具を食洗器に放り込んで食事をして、食事終了後に食器を入れる2回式で行えば意外とあらかたの調理器具と食器は洗えます。洗浄のみのコースであれば1時間程度で終わるので、食事終了後少したてば完了するので多少冷えてから取り出して、次の食器を入れる感じですね。

タンクへの給水の面倒さは2.5Lでも結構感じます。なので設置できる人であれば分岐水栓による自動給水が楽でしょう。これがより大容量で5-10L手動給水となるともっと面倒でしたから、SOLOTAの2.5Lはかなりマシな方なのかと思います。

ただ、上記のような気になる点はあれど導入して個人的には大満足です。2回に分けることさえ許容すれば、自炊する人間であっても問題なく使っていける食洗機だと思います。私はこれで腰の痛みや水仕事による手先の冷えは結構軽減されたのもよかったです。

SOLOTA導入関連の記事

SOLOTA導入におけるその一連の記事を以下にまとめています。

まとめ

  • 1人暮らし向け食洗機をスチールラック・アース延長・バケツ排水で導入
  • 自炊派でも調理器具・食器の2回に分ければ洗浄は可能
  • 主目的の腰の痛みと指先の冷えはだいぶ軽減できた