Insta360X3をスキーのストックにマウントするため、Ulanziの多機能スーパークランプR094を買ってみた
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Insta360X3のスノーセットからストックマウントが取り除かれてしまいました。
今回、別にUlanziのクランプであるR094を購入して手持ちのストックに取り付けてみました。
その様子を写真とともに記録します。
スキーにおける360度カメラのマウント方法
360度カメラをスキーで利用する場合、以下のマウント方法が考えられます。
- 自撮り棒で手持ち
- ヘルメットマウント
- チェストマウント
- バックパックマウント
- ストックマウント
私は先日360度カメラとしてInsta360X3を購入し、その114cm自撮り棒とスキー撮影セットを購入しています。
スキー撮影キットでヘルメットマウントやチェストマウントは可能となり、両手をフリーにしてスキー滑走の様子を撮影することができますが、自身を撮影することは難しいと思われます。
自身を撮影する場合は自撮り棒を使いたいところですが、スキーではストックを両手に持つ関係で直接持つのは使いづらいと思われます。なのでストックに自撮り棒を取り付けるストックマウントがあると使い勝手がよさそうです。
過去のInsta360のスキー撮影セットではストックマウントがあったようですが、今のセットには付属していません。どういった理由で外されたのかはわかりませんが、私の用途ではストックマウントが欲しいので調べてみました。
基本的には三脚ねじをもつクランプがあればストックにクランプを取り付けて三脚ねじにInsta360X3本体を固定すればよさそうです。
クランプの調査
価格が手ごろで三脚ねじを持つクランプとして、UlanziのスーパークランプR094を見つけました。
2000円弱での実売価格で、耐荷重も問題なく使うことができそうでした。価格も安めですし、とりあえず試しに買って使ってみることにしました。
Ulanzi スーパークランプR094の仕様
- 幅0.5~2.4インチ(1.3~6cm)に取り付け可能
- 2.6インチボールヘッドアーム
- 耐荷重: 1.5kg(3.3ポンド)
- 両端に360°ミニボール雲台
- 滑り止めクランプパッド&ウィングナットファスナー
- 材質: アルミニウム、ノンスリップラバー
- カラー: ブラック
- サイズ : 10.0x11.0x4.0 cm
- 重量: 180g
- 保証期間: 1年
外観
以下のようなシンプルなデザインの箱に入っています。
製品としては本体と検査の合格証のみで、説明書などはありません。
クランプ側、三脚ねじ側の2か所が自由雲台になっており、かなり自由に角度を変えることができるようです。クランプ部分は滑り止めのシリコンが付着しており、ストックに激しく傷をつけることはなさそうです。
自撮り棒、ストック、Insta360X3本体と並べてみるとサイズ感は以下の写真のようになっています。写真右側に大きなT型ねじがありますが、これで2つの自由雲台の固定をそれぞれ行います。
自撮り棒を使わずストックに取り付けてみるとこんな感じです。この場合は360度撮影というよりは正面撮影ように使うことになるでしょうか。
自撮り棒と合わせてストックに取り付けてみると以下のようになります。どこまで自撮り棒を延ばすかは要調整でしょうか。
ストックに取り付けてみるとだいぶ重心が上に行くので、取り回しはちょっと気を付ける必要がありそうです。
また、単にストックの上部に自撮り棒を延ばすだけではなくて、クランプの雲台を調整してストックとInsta360X3の角度を開いて横に自撮り棒を延ばすことも可能でしょう。この辺りは取りたい動画に応じていろいろ調整していく必要がありそうです。
クランプ以外の選択肢
私はすでにストックを持っていたのでクランプを選択肢としましたが、ストック自体に三脚ねじがついているものもあるようです。
この場合は自撮り棒の角度を調整することはできないですが、撮影用途によってはこちらのほうが都合がいいという方もいるかもしれません。
クランプか三脚ねじつきストックのどちらがよいか自身の撮影状況に応じて検討してみるとよさそうです。
例えばモンベルのトレッキングフォトポールがありますが、こちらはトレッキング用なのでスキーでそのまま利用できるかはちょっとわからないですね。
まとめ
- Insta360X3をスキーストックに固定するためにUlanziのスーパークランプR094を購入
- ストックに自撮り棒込みで問題なく取り付けられたが、重心変わるので取り回し注意
- 三脚ねじ付きストックという選択肢もある