M.2 NVMe SSDにヒートシンク(Century CAHPS-M2)を取り付ける
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先日購入したM.2 NVMe SSDのKioxia EXCERIA G2 SSD-CK1.0N3G2ですが、NVMeの常として発熱しているようです。
CristalDiskInfoより60℃超えのアラートが出たこともあり、ヒートシンクを購入して温度の低下を狙います。
結果として、平常時の温度が50℃→45℃と下がって安定したようです。
NVMe SSD設置以降の様子
先日、システムディスクとしてM.2 NVMe SSDのKioxia EXCERIA G2 SSD-CK1.0N3G2を購入して運用を開始しました。
クーラーの付いた部屋であれば大体50℃前後で動作していたのですが、一時60℃を超えてCristalDiskInfoからアラートが出たことがありました。
それ以降はPCケースのフロントパネルを開けて空冷効率を上げたのでアラートはでなくなりましたが、NVMeの発熱は多いというのを実感しました。
EXCERIA G2 の動作温度は0℃~85℃であるので、60℃程度であれば問題ない範囲ではありますが、70℃を超えるとサーマルスロットリングが発生するとのことで、一応対策しておこうと考えました。
とはいえ、結局のところヒートシンクそのものよりも空冷効率の方が大事と聞きますので、フロントパネル開放状態を続けるのが無難なのかもしれません。
NVMe SSD用のヒートシンクの調査
購入にあたってヒートシンクの条件としたのが以下の4つです。
- シリコンリングではなくて絶縁テープorねじで固定できる
- ヒートシンクが上下両方にある。EXCERIA G2は片面だが冷却性高そう
- ヒートシンクの表面積がそれなりに大きそうなもの
- お値段お手頃なもの
これに合致したのがCentury CAHPS-M2 (購入価格1380円)でした。
Century CAHPS-M2の仕様
- 製品名: Aluminum Heat sink for M.2 SSD
- 型番: CAHPS-M2
- JANコード: 4549032017380
- 本体色: 黒
- 本体寸法: W76.4 x H9.8 x D23.2 mm
- 本体重量: 約23g(放熱シート除く)
- 温度・湿度:
- 温度5℃~35℃
- 湿度20%~80%
- (結露しないこと、接続するPCの動作範囲内であること)
ヒートシンクの外観と取り付けの様子
付属品はヒートシンク上下、放熱シート3枚(薄2枚、厚1枚)、ねじ5つ、ドライバー、説明書となっています。
ヒートシンク上下を放熱シートで挟み込んで、さらにアルミ製ヒートシンクで覆う形状です。
Kioxia EXCERIA G2 1TBは片面実装なので厚手の放熱シートをSSD下に取り付けて、上に薄手の放熱シートを貼ります。
SSDをヒートシンクで挟み込み、4つのねじと付属のドライバーで固定します。
ただ、ここで問題が発生しました。マザーボードであるAsrock H170 PerformanceのM.2接続部の付属ねじが短い上にいもねじで、ヒートシンクの厚みで取り付けが困難でした。
最終的には近しい大きさのドライバーを使って気持ち斜めにねじを強めにねじ込んで固定した形になります。
M.2の取り付け部分の固定ねじの長さは盲点でした。取り付け予定のマザーボードとヒートシンクの厚みについては事前に検討しておく必要がありそうです。
ヒートシンク取り付け後の温度
ヒートシンクを取り付けた後、平常時の温度が50℃→45℃と下がって安定したようです。ヒートシンク導入の効果があってよかったです。
マザーボードのM.2取り付けねじの問題はありましたが、現時点では問題なく動作しています。
まとめ
- M.2 NVMeのKioxia EXCERIA G2(1TB)で60℃超えのアラート
- Century CAHPS-M2のSSDヒートシンクを導入
- マザーボードのM.2取り付けねじが短い問題で取り付けに難航
- 平常時の動作温度が50℃→45℃で安定した