シンガポールでプリペイドSIMのSIM2Flyで配車アプリGrabを使ってみた
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先日、シンガポールへ出張に行ってきました。
その際に以前も使ったプリペイドSIMのSIM2Flyを利用し、更に配車サービスであるGrabを使ってみました。
そのままでは電話が使えないSIM2Flyでも問題なく利用できるか不安ではありましたが、無事利用することが出来ました。
シンガポール出張のプリペイドSIM
シンガポール出張に行くことになり、用意したものの一つがプリペイドSIMです。
海外ローミングやレンタルWifiより圧倒的に安いことから、現地の通信手段の確保には欠かせないというのが個人的な考えです。
現地のチャンギ空港でSingtelやM3など現地の主要通信社が旅行者向けプリペイドSIMを販売しているようではあるのですが、私の場合は以下の問題点がありました。
- 同行者がいるため、空港内の寄り道がしづらい
- 現地でSIMを交換した場合、日本国内用のSIM紛失リスクがある
これらの懸念点は、日本国内でプリペイドSIMを事前に準備しておき、国内用SIMを家に置いていけば解決できます。
そんなわけで、以前のインド出張でも利用した、アジア各国で使えるAISのSIM2Flyを再び利用することににしました。
このSIMカードは8日間で4GBの容量が利用可能で、日本・シンガポールなど多くのアジア各国をまたいで利用可能なので、今回のような短期出張では非常に助かる製品です。
価格も上下はありますが1200~1500円程度で用意できるので、手ごろな価格でもあります。
配車アプリGrabの利用に向けて
シンガポールでの移動にはMRTかタクシーを使うのが一般的だと思います。
今回のケースではタクシーを利用する機会が多そうであったので、折角だから日本では白タク問題で普及していない配車アプリを使ってみることにしました。
有名なUberはシンガポールを撤退し、アジア圏大手のGrabに売却したようで、シンガポールでは配車アプリはGrab一強とのことです。
そのため、基本的にはGrabを使えば問題なさそうです。
また、出張につきものの経費精算において、Grab経由で配車しておけば後からPDFで領収書をDLできるというのもポイントですね。
Grabの登録
Grabへの登録は日本国内からでも行うことが出来ます。
アプリをDLし、電話番号、Googleアカウント、Facebookアカウントのいずれかでアカウント登録ができます。
ただ、いずれにしても電話番号が必須となることに注意です。
この電話番号にはSIM2Flyの番号を利用します。タイの識別番号の+66をPrefixとして付与して登録すれば問題ありませんでした。
SIM2Fly自体の電話番号は梱包パッケージか、スマホの設定画面から確認することができるのでそれを利用すればOKです。
ただし、帰国後に自分の国内番号にGrabの設定を変更することは絶対に忘れてはいけません 。プリペイドSIMの有効期限が切れて別のSIMへ番号が付与された結果、勝手に利用されたというケースがあるようです。
クレジットカードの登録
これはGrabが正式にサービスを日本で行っていないため、登録することが出来ません。
決済方法ではPayPalも選択可能ですが、PayPalのアカウント登録も日本ではできません。現地で行う必要があります。
Grabの種類
Grabで配車を行う際には、大きく次の4通りを選択できます。(6人以上とかもありますが今回は省略)
- GrabTaxi/Standard Taxi: タクシー。メーター制
- GrabCar: 自家用車
- JustGrab: 上記2種だが、タクシーでも予約時に料金確定
- GrabFamily: 7歳以下の子供がいる場合
基本的にはJustGrabを使えば問題ないのですが、JustGrabで来ない場合はStandardTaxiなどで別途呼んだ方がいい場合もありました。
チャンギ空港のGrab乗り場
Grabは正式なTaxiではないので、Taxi専用レーンに呼ぶことができないので注意が必要です。
チャンギ空港公式HPを参照すると、地下にあるArrival Pickupで乗るのが一般的のようです。
さらに正確に把握するためにDoor1とか2とかを通達するとよいみたいです。
- Changi Airport Terminal 1 (Basement 1, below Arrival Hall)
- Changi Airport Terminal 2 (Arrival Hall)
- Changi Airport Terminal 3 (Arrival Hall)
電話について
SIM2Flyはそのままでは電話はできません。MyAISの登録とTop-Upを行って残高チャージを行えば電話ができるようになります。
Grabもドライバーの到着後に確認を取るためにドライバーが電話を掛けてくる場合があるようです。
この電話ができないことによるトラブルは懸念点でしたが、チャット画面で前もってこちらの情報を通達しておけば態々電話を掛けてくるケースは少ないようなので、気になる人はチャットで人数やスーツケースの数を伝えておけばよさそうです。
実際に私のケースでは電話を利用することはありませんでした。
現地での利用
クレジットカード登録
私はチャンギ空港に到着後、飛行機内で電子機器が利用可能になったタイミングで登録を行いました。
カードの登録の前に国籍選択を行う必要があったのですが、ぱっと見でJapan/日本が見当たらず、検索ボックスから日本と入力して表示されました(Japanでは表示されず)。
Arrival Pickupからの呼び出し
今回はTerminal1への到着でしたが、到着ゲートからArrival Pickupへの案内表示があったので、それに従って移動しました。
JustGrabで呼び出しを行う際に、GPSから自動的にチャンギ空港と認識され、さらにTerminalの指定、そしてArrival PickupのDoor1~10の指定までも行うことが出来ました。
このタイミングでカード・現金など決済方法の選択や、プロモーションコードの入力が行えるので、特にカード選択を忘れないように注意が必要です。
呼び出しを行うとドライバーが確定し、到着見込み時間がGPS付きで表示され、さらにドライバーのプロフィールや車種・番号などが見えるようになります。
今回は人数、スーツケースうなどを事前に伝えておきました。 さらにドライバーのプロフィールを確認し、正しくその人が来ているかも乗り込む前に確認しておきます。
到着が1分前になると、番号が大きく表示されるようになります。
あとはホテルにつくまで特に会話もなく、降りたときのThanksで終わりました。
使った感想
空港からホテルへの移動以外にも、現地の移動・帰国などにもGrabを利用しました。
いずれも非常に簡単に呼び出し、目的地の伝達、決済を行うことが出来て非常に簡単でした。
価格自体は時刻による変動はありますが、事前に価格がほぼ確定することや、ぼったくられる恐れがないことによる安心感は大きいです。
ちなみに、一度JustGrabではなくStandardTaxiでタクシーを呼びましたが、こちらもGrab経由で決済が行えたこともあり、帰国後の経費精算が全部PDF提出で済んで非常に楽でした。
まとめ
- シンガポール出張にSIM2FlyとGrabを利用
- 双方ともに日本で事前準備をしてから現地で利用した
- 特に問題なく利用することが出来た