シンガポールの丸一日現地ツアーに参加してきた: Veltra経由・ウェンディーツアー開催
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シンガポール滞在中に、まとめて有名どころを観光するために現地ツアーに参加してきました。
参加したのはVeltra経由で申し込んだ、ウェンディーツアーが開催している丸1日のツアーです。
アラブ人・マレー人通り、マーライオン公園、チャイナタウン、ガーデンズバイザベイ、シンガポール動物園、ナイトサファリと有名どころを一気に回るツアーでした。
その様子を記録しておきます。
参加したツアー
参加したツアーは次のものです。丸一日で1人参加可能なツアーというものは多くありませんでしたが、余計な土産物店にも寄らないツアーだと判断して参加しました。
- ツアー名: ナイトサファリ+シンガポール動物園+市内観光 シンガポール1日満喫!見どころすべて攻略ツアー<飲茶ランチ・食べ放題ディナー付/日本語ガイド>
- 価格: SGD252
- 訪問場所: マーライオン公園、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ、アラブストリート、チャイナタウン、マリーナベイサンズ、シンガポール動物園、ファイヤーショー、ナイトサファリ
- 申込サイト: Veltara
概要
1日ツアーではありますが、乗り物・ガイドは別々となる午前・午後の個別ツアーを繋ぎ合わせたような形になっていました。
参加したのは「No.19S2 1日満喫!お手軽シンガポール市内観光&人気動物園」(ウェンディツアー公式HP記載)ですが、 おそらく午前は「No.19A2 午前発!お手軽シンガポール観光!」、午後は「No.19B2 午後発!よくばり動物園とナイトサファリ!」と「No.19B4 午後発!気軽にリバーサファリとナイトサファリ!」の合同開催という感じです。
午前は運転手1名・ガイド1名で参加者3名、午後は運転手1名・ガイド1名で参加者9名(動物園7名、リバーサファリ2名)での開催で、ガイドは両方とも現地の日本語を話せる人ですが、人によって習熟度に大きく差がありそうです。
若干急ぎ足なため個別の観光スポットをじっくり見れるわけではありませんが、ざっといろんな場所を回るには効率的なツアーという印象です。 足の確保や時間調整などに煩わされることないのは利点で、普段スケジュール調整をしっかりやる方なので逆にこんなに楽でいいのかな、と戸惑ったりもしました。
ただ、事前説明不足になっている点がいくつかあったのは注意が必要です。 ガイドさんが案内する場所とほぼ自由行動の場所や、特にガーデンズ・バイザベイなどプラン選択(さらに現金必要)になる場所の明記は欲しかったです。 ただガイドさんの裁量任せで動いている感じがあったのでこの辺りは難しいのかもしれませんが。
予報では曇り時々雷雨となっていましたが、雨は動物園で少し降ったものの、ファイヤーダンス時には上がっており、どうにか全行程無事に実施されました。 現地で雨に備えた折り畳み傘は必須ではありそうです。今回は鞄に忍ばせておいて正解でした。 ただ、この雨もあってかナイトサファリでは動物がそれほど出てこなかったのは残念でした。
また、参加者は大体グループ参加(今回は2人組だけ)で、自分みたいな一人参加パターンは珍しそうです。 自分は一人行動が苦にならないので特に問題ありませんでしたが、食事時は一緒なのでコミュニケーション取るつもりがないと少し辛いかもしれません。
タイムテーブル
- 08:30 指定ホテルへ迎え
- 09:00 セントアンドリュース教会(車窓見学)
- 09:15 マーライオン公園
- 10:00 ガーデンバイザベイ
- 13:30 アラブ人街
- 11:30 チャイナタウン散策
- 12:00 昼食(飲茶)
- 13:30 マリーナベイサンズ
- 14:30 シンガポール動物園着(入場)
- 18:00 夕食(ウルウルレストランにて)
- 19:00 民族ダンスショー見学
- 19:45 トラムカーにてナイトサファリ観光
- 20:30 フィッシングキャットトレール散策
- 21:00 ナイトサファリ発
- 21:30 指定ホテルへ送り
午前のツアー
参加者は3名の小規模の行動でした。
翌月の行事の予行だとかで道路封鎖などもあったので、タイムテーブルは柔軟に変更され、アラブ人・マレー人街→マーライオン公園→ガーデンズ・バイザベイ→チャイナタウン→マリーナベイサンズという順番になりました。
アラブ人・マレー人街
ガイドさんが案内してくれたのはアラブ・マレー人街くらいで、あとは現地まで連れて行って集合時間まで自由行動というような感じでした。 マーライオン公園では声を掛ければ写真撮影くらいはしてくれました。
マレー人街では、昔のスルタンの宮殿にも案内してもらいました。 ここではマレー系、アラブ系の通りが並んでいるのですが、近所なのにそれぞれ雰囲気が違って不思議な感じです。
マーライオン公園
マーライオン公園は前日夜に訪れてはいましたが、再度訪問です。
親子マーライオンを自由行動で見学する形でした。 写真を色々撮りましたが、自分は一人行動ということもあって定番の水を口に入れるような写真は撮っていないです。 大きさ的にはセントーサ島の方が大きいらしく、迫力重視なら別の機会にそちらにも行ってみるといいかもしれません。
皆親マーライオン(雌らしい)に集中していて、子マーライオンには全然人がいません。顔だちも結構違います。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
ガーデンズ・バイザベイは内部探索(有料)、周囲トラム(無料?)の選択式でした。今回は同行者と相談の上で前者を選択したのですが、追加で現金が必要とのことで戸惑いました。
実際はクレジットでも行けるのですが待ち時間が長すぎてタイムテーブル上無理で、ガイドさんの持つパスを利用した専用レーンで行った方がよく、この場合は現金必須となるようです。
別途料金になるならこれは事前に記載しておいて欲しかったです。結局シンガポール滞在で現金が必要になったのはこの1回だけでした。
中の散策は涼し気で楽しめました。純粋に植物だけがあるという感じではなく、レゴなどによる人工物も一緒に飾られているのが不思議な感じがします。
また、このガーデンズ・バイザベイは貯水塔として雨を集める機能をもっており、シンガポールはマレーシアから水を50%くらい購入しているらしく、自己供給率を上げるためにこのような施設がいくつかあるようです。
チャイナタウン
チャイナタウン散策は自分はぶらぶら歩いただけでしたが、同行者はいろいろ購入していました。 ちなみにチャイナタウンが盛り上がるのは夜の少し涼しくなってからということです。
ドリアンが露天においてあって独特の匂いをするエリアがあったりします。屋外ということもあり不快感を持つほどではありませんでしたが、屋内だと匂いこもってもっとヤバいのかもしれません。
昼食
昼食はこのチャイナタウンにあるお店で飲茶を頂きました。
一人一品でいろんな種類のものが提供される感じで、結構量がありました。 マンゴーやバナナの春巻き的なものには面食らいましたが、言われて食べれば普通においしかったです。
マリーナベイサンズ(自由時間)
マリーナベイサンズへ移動して、ここで2時間ほど自由行動&休憩時間が設けられていました。
要するに午後のツアーとの接続時間で、午前中のガイドさんとはここでお別れして、指定時刻に午後のツアー集合場所に向かう形です。
私はこの時間でマリーナベイサンズのロビーなど1F部分や、地下のカジノに行ってみました。
カジノはカメラや傘を預けないと入れないので注意が必要です。さらにこれらを入れる袋・ケースも自前のものである必要があるのが注意点です。
カジノは撮影禁止で一通り眺めた程度ですが、映画で見るような華やかな場所というよりは、きれいで広いパチンコ店というような印象で、態々お金を使おうという気にはなりませんでした。
午後のツアー
バスでシンガポール動物園とナイトサファリの場所へ移動しました。
シンガポール動物園・ナイトサファリ・リバーサファリは3つともすべて同じ場所にあり、元はジャングルだった場所を切り開いて作ったとのことでした。
シンガポール動物園→ナイトサファリ組と、リバーサファリ→ナイトサファリ組の合同開催でした。
シンガポール動物園
ガイドさんの案内の下動物園の一部を見て、その後は象のショー見学とトラムに乗り、自由行動という流れでした。
自由行動時間で全部回るのは無理で、じっくり回りたいなら別の機会に個別に来るのがいいと思います。
動物園自体は自然の中にあるアトラクションという感じで、日本にはない雰囲気で、人気になるのも頷けます。
夕食
リバーサファリ組と合流して夕食を撮りました。ビュッフェ形式で、やけに日本人ツアーが多く、JTB、日本旅行、阪急交通社などで多くの日本人が大勢同じ場所で食事をしていました。
ファイヤーダンス
その後ナイトサファリの開園を待っていましたが、この入り口がファイヤーダンスの会場でもあって、このダンスが15分くらいあってから入場開始でした。
ダンスもパフォーマンスがすごくてなかなか面白く、火吹きみたいな派手なパフォーマンスもあって盛り上がり処も多かったです。
ナイトサファリ
ナイトサファリはウォーキングエリアとトラムエリアで別れていて、 最初はウォーキングエリアを回るり、その後に多言語トラムに乗車して回るという流れでした。
トラムエリアは予約ありの定時運行、予約なしの都度運行の2種類があるようで、都度運行は長蛇の列で待ち時間が長そうです。今回は定時運行の方に乗ってスムーズに見ることが出来ました。これはツアーの利点でしょうね。
トラムエリアは水など動物の習性を利用してうまく動物が出ないようにしているみたいで、本当に柵もないので良い意味で大丈夫かという印象も受けます。その分動物との距離感がかなり近く感じられます。
ナイトサファリということもあって、かなり暗いです。 動物を見つけるのに本当に苦労します。 今回は雨が上がった直後で動物があまり出てこなかったらしいですが、晴れだからといってこれが分かりやすくなるのかは疑問です。 まともに目で見える動物が少なかったので、カメラの感度を上げまくって片っ端から撮影し、あとでわかればいいや位の感じで考えていました。 とは言え他では味わえない雰囲気だったので楽しめたのは事実です。 以下の象のように、かなりはっきり見える動物もいました。
カメラ事情
LumixG8とともに、日中は12-60mm/f3.5-5.6、ナイトサファリは15mm/f1.7を利用しました。
日中はすきにとって問題ないでしょうが、ナイトサファリでは撮影に本当に注意が必要です。
測光の光が出ると動物が逃げてしまうのでMFで合わせる必要がありますし、夜になると光がほとんどないのでISOもかなり上げないとダメでした。 ISO25600とか初めて使いましたが、ノイズがどうたらとか言ってられない感じでした。
それに動物がどこにいるのかもわかららず、15mmではかなり動物が小さくなる一方で、逆に焦点距離長いと画面中に収めるのが大変そうな気がします。
また、f1.7でもかなりつらいところがあったので、f1.2とかもっと明るいレンズと、高感度強いカメラとかの方がいいかもしれません。
こういうケースではフルサイズミラーレスの方がよさそうです。 (EVFでないと動物どこいるかわからない気がします)
まとめ
- ウェンディーツアーのシンガポール一日観光ツアーに参加
- かなり効率的にいろんな観光スポットを回ることが出来た
- ナイトサファリは撮影大変だったが、独特の雰囲気を楽しめた