インラインスケート用のノギスはシンワ デジタルノギスカーボン 150mm 19979がよさそう
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インラインスケートでウィールの交換時期の把握のために径を測定するのは大事です。
これまでは大体で交換していましたが、ノギスを使って正確にウィールの大きさを把握しておきたいと思うようになりました。
検討にあたって、どのようなノギスが丁度良いか調査してまとめました。
インラインスケート用のノギスに必要な条件
インラインスケート用に使用するノギスは、工業用ほど厳密な精度は必要ないと考えられます。
以下に使用条件をそれぞれまとめてみました。
計測範囲
インラインスケートで一般に使用するウィールの直径は大体70~130mmです。 (アグレッシブでは40mmなど小さいものもあります)
今後、ロングライド用の大きなウィールを使うかわかりませんが、その時になってノギスを買い替えるのも面倒です。
無難に100mではなく150mm以上を計測可能なノギスを選ぶのがよさそうです。
精度
ウィールの替え時は大体10mmすり減った時といわれているようです。
それほど厳密に測定精度が求められるわけではないので、小数点第1位までわかれば大きな問題にならないと思います。
素材
インラインスケート用のウィールは基本的にウレタン樹脂製です。
ノギスはステンレス、カーボン、プラスチック製などが存在します。
ウィールに傷をつけないという点ではカーボンやプラスチック製の方がよさそうです。
これらの素材だと価格は安いものの精度が低いことが多いようですが、ウィール計測では然程大きな問題にならないでしょう。
デジタル
デジタル目盛のほうが楽なのは確かです。
アナログ目盛だと毎回6~8個のウィールを測定するのは手間がかかりそうです。
メーカー
それなりに安くてそこそこ信頼性のあるメーカーだとシンワ測定がよさそうな感じです。
ミツトヨは精度が非常に高いようですが、それこそ本職用で値段も相応に高いです。
ミツトヨのノギスはインラインスケート用ではオーバースペックでしょう。
製品候補
以下にシンワのノギスで150mmのものからピックアップして比較してみました。
表の上から順に、アナログ・ステンレスの19899、デジタル・ステンレスの19975、デジタル・カーボンの19979となっています。
製品名 | 材質 | 最小読取値(mm) | 器差(mm) | 繰返し精度(mm) | オートOff | 価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
シンワ 普及ノギス 150mm 19899 | ステンレス | 0.05 | 0.05~0.07 | - | - | 2361 |
シンワ デジタルノギス 150mm 19975 | ステンレス | 0.01 | 0.03 | 0.01 | なし | 4036 |
シンワ デジタルノギスカーボン 150mm 19979 | カーボンコンポジットプラスチック | 0.1 | 0.3~0.5 | 0.1 | あり | 1970 |
丁度よさそうなノギス
上記のノギスではシンワ デジタルノギスカーボン 150mm 19979が丁度よさそうに思えます。
器差や最小読み取り値が他のものより低いですが、ウィール計測では大きな問題にならない程度でしょう。
さらにカーボン製というのもステンレス製と比べてウィールを傷つけづらいという点でよさそうです。
追記(9/1)
実際にシンワ デジタルノギスカーボン 150mm 19979を購入したので別の記事に記載しています。
まとめ
- インラインスケート用のノギスを調べてみた
- 計測範囲・材質・精度などから比較した
- シンワのデジタルノギスカーボン 150mm 19979が丁度よさそう