Debian 9.3 Anaconda Python環境の構築 (Nvidia-Docker環境構築 1)
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Debian 9.3 Stretchでディープラーニングおよびマイニングを行うNvidia-Dockerの導入前にAnacondaを用いたPython環境の導入を行っておきます。
対象環境はGeforce 1070を搭載した自作Linuxマシン(Debian Stretch 9.3.0)となります。
基本的にWindows環境同様Anacondaを使って進めますが、直接anadondaをインストールすると、依存パッケージの問題がありそうです。そのためpyenvを経由してインストールしていきます。
前回の続きです。
pyenvのインストール
次のコマンドでpyenvのインストールを行います。
$ git clone https://github.com/yyuu/pyenv.git ~/.pyenv
$ vim ~/.bashrc
.bashrc
に次の4行を追加します
# for pyenv
export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"
export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"
eval "$(pyenv init -)"
そして$ source ~/.bashrc
で設定を反映させます。
anacondaのインストール
Python3系を使います。現在のAnacondaの最新版は5.0.1でPython3.6系となっています。
まずはpyenvでanacondaのバージョンを確認します。
$ pyenv install -l | grep anaconda
ここで3-5.0.1が確認できました。このバージョンのインストールを行い、 AnacondaのPythonをメインのPythonとします。
$ pyenv install anaconda3-5.0.1
$ pyenv rehash
$ pyenv global anaconda3-5.0.1
$ python --version
Python 3.6.3 :: Anaconda, Inc.
さらにPathの登録を行います。
$ echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/versions/anaconda3-5.0.1/bin/:$PATH"' >> ~/.bashrc
$ source ~/.bashrc
$ conda update conda
Anacondaのコマンド簡易まとめ
環境の作成・入室・退室は次のコマンドで行えます。
$ conda create -n py3 python=3.5 numpy scipy pandas jupyter numba matplotlib
$ source activate py3
$ source deactivate
パッケージは基本的にconda install
で行います。見つからないものはpip install
でもOKです。
参考
次のページを参考にしました。
今後
次回はNvidia-Dockerを導入するためにDockerのインストールを行います。