ディスプレイの故障に伴い、良コスパの液晶ディスプレイであるiiyamaのProLite XUB2492HSU-B5K(23.8型)を購入しました
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現在2枚のディスプレイでPCを利用しているのですが、2017年購入のEV2451が故障しました。
保証期間の5年も過ぎており、修理費用もかなり高額でしたので新たにディスプレイを購入して入れ替えることにしました。
結果として、デジタル2入力でコスパの良い液晶ディスプレイであるiiyamaのProLite XUB2492HSU-B5K(23.8型)を購入しました。
現在利用中のディスプレイの故障
現在利用しているディスプレイは以下のようになっておりました。このうち2017年購入のEV2451が故障してしまいました。
- Eizo FlexScan EV2451
- 23.8ワイド型
- D-Sub, HDMI, DVI-D, DisplayPort
- 2017年に3.6万円で購入
- Eizo FlexScan EV2480
- 23.8ワイド型
- USB-C, HDMI, DisplayPort
- 2022年に4.6万円で購入
いずれの入力でも画面が映らなくなり、ボタン操作でも画面に反応がありません。主電源を落としてしばらく電源ケーブルを抜いても回復せず、どうしようもなくなりました。
EIZOのサポートに問い合わせたものの解決には至らず、おそらく故障だろうと結論付けられました。
保証期間の5年を過ぎていることもあり有償修理となるのですが、正確な修理額は検査してもらわないことにはわからないとのことでした。ただ、この症状からすると 修理費用は3万円 となる可能性が高いという話でした。
3万円となると後継であるEIZOのEV2460でも少しプラスすれば買える額ですし、ほかの良コスパ系のディスプレイであればお釣りがある額です。
しばらく考えましたが、修理はせずに新たにディスプレイを購入することにしました。
EV2451については保証期間の5年を過ぎて、6年間お世話になりましたということで、供養がてらリサイクル回収に回すことにします。
ディスプレイの選定
現在利用できているディスプレイはEV2480で、DP・HDMI・USB-Cのデジタル3入力を利用しています。
しかし、入替対象のディスプレイはDPかHDMIが1つ使えれば十分なサブディスプレイなので、デジタル2入力あれば十分と考えられます。そうなるとディスプレイへの要求仕様もほとんどなく、以下の通りでしょうか。
- 23.8ワイドのIPSノングレアタイプ
- デジタル2入力(HDMI,DisplayPort)
- USB-Cは不要
- 利用用途は動画、テキスト表示なので高FPSは不要
- 回転など高機能スタンドは不要
そうして選定候補となったのが以下の通りです。基本的にこれまで利用してきたEIZOと、コスパの良いiiyamaの2社から比較しています。あとはiiyama液晶は会社で使っているので色味などに違和感を感じていないのも大きいですね。
- Eizo FlexScan EV2480-ZBK (23.8型)
- 44660円
- IPSノングレア
- USB-Cx1,HDMIx1,DisplayPortx1
- 5年保証
- Eizo FlexScan EV2460 (23.8型)
- 36937円
- IPSノングレア
- D-Subx1,DVI-Dx1,HDMIx1,DisplayPortx1
- 5年保証
- iiyama ProLite XUB2492HSU-B5K (23.8型)
- 16980円
- IPSノングレア
- D-Subx1,HDMIx1,DisplayPortx1
- 3年保証
- 上下150mm調整可能、右回転90°
- iiyama ProLite XU2492HSU-B1K (23.8型)
- 16980円
- IPSノングレア
- D-Subx1,HDMIx1,DisplayPortx1
- 3年保証
- スタンド固定の廉価版だが値段変わらず
- iiyama ProLite XUB2492HSN-5 (23.8型)
- 23980円
- IPSノングレア
- USB-Cx1,HDMIx1,DisplayPortx1
- 3年保証
- スタンド廉価版なし
やはりEIZOの高価格帯が際立ちますね。これまではEIZOを使ってきたのですが、今回故障したこともあり別メーカーも試してみたいのでiiyamaから選定してみることにします。
XUB2492HSU-B5KはUSB-Cのないデジタル2入力でかなり良コスパな印象です。回転スタンドなしの廉価版と値段が変わらないこともあり、回転スタンドありの高機能版で問題ないでしょう。
USB-C搭載機となると価格差が7000円ほどで、これはメインディスプレイの入替を行う際には検討候補にできそうです。
また、iiyama液晶は3年保証ですが、ユーザー登録を行うことで5年保証となりEIZOの5年保証と同等となるため、保証期間の長さは問題なさそうです。
そんなわけで今回はコスパ重視でiiyama ProLite XUB2492HSU-B5Kを購入することにしました。
外観
到着した段ボールには型番と機能説明、簡易組み立て手順などが記載されていました。
開封してみると本体パーツのほか、電源ケーブルと各種ビデオ・音声入力ケーブルが付属しています。
本体パーツを組み立てていきます。液晶、スタンド、スタンド台の3つのパーツから構成されています。
組み立てて電源ケーブルを取り付けてみました。ディスプレイ本体もあまり後ろに大きくなく、シンプルな構成ですね。電源ケーブルでシリアル番号が隠れるので確認の際に手間ですが。
こちらは正面からです。電源や入力切替は右下に物理ボタンがあるのでこれを押すことで行います。スタンドも左右・上下・チルトと結構細かく制御できるので便利です。
故障したEV2451と並べてみました。あまり大きさに違いは感じませんね。どちらもフレームレス的な構成で、ProLiteの方がディスプレイ下部がちょっと厚めという程度でしょうか。
こちらはディスプレイ裏面です。PCリサイクルマークがあり、保証期間が切れて故障した際もマウスコンピューターで無償回収の対象となっているようです。
この ProLite XUB2492HSU-B5Kは1.7万円という価格帯のディスプレイで必要十分な機能を満たしている、かなり満足度の高い製品という印象です。
EIZO EV2451との違い
EIZO系のFlexScanディスプレイには表示モード変更としてsRGB, Movie, Paperなどと色味を変えることができていました。iiyamaのProLiteにはそういった機能はなく、ブルーライトカットレベルを1~3で調整できる程度です。
そのため、表示モードを切り替えて状況に合わせていろいろ変わることはできません。とはいえ、日常の利用では結局表示モードは固定化してしまうため、メインのモードで色調整さえできればそれで問題ないということになりそうです。
現状ProLiteはECOモード3、ブルーライトカットオフで運用しております。EV2480はsRGBモードで若干ProLiteと色味に差があることはわかりますが、許容できる範囲かと思います。
この色味の差が気になるようであればまたEIZOのFlexScanに戻すかもしれませんし、気にならないならProLiteに今後乗り換えていくかもしれません。
眼へのやさしさという面ではEIZOのほうが有利そうですが、ProLiteの明るさやECOモードの調整でどうにかなるのか、いろいろと試していきたいところです。
延長保証への登録
また、ProLiteの導入後、マウスコンピューターの公式サイトからユーザー登録を行っておきました。フォームから入力するだけで、マウスコンピューターのマイページから行うわけではない模様です。
シリアル番号、購入日、登録者名、メールアドレス、電話番号で入力項目は完了します。マウスコンピューターのアフターサポートページであるディスプレイ延長保証のお申込みから申し込むことができます。
これで保証期間が3年から5年となりました。保証書・領収書を紛失しないように保管しておきたいところです。
まとめ
- ディスプレイが故障し、新たにディスプレイを購入
- デジタル2入力でコスパの良いiiyamaのProLite XUB2492HSU-B5K(23.8型)を購入
- 必要十分な機能を満たした、満足度の高いディスプレイ
- EIZOと色味に差異はあるが許容範囲で、今後も使っていきたい