LumixG8向けにGodoxのTT350Oを購入しました【マイクロフォーサーズ向けコンパクトストロボ】

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夜間の室内の物撮りなど、ストロボが欲しくなるケースが多かったのですが、マイクロフォーサーズ向けのコンパクトストロボを購入することにしました。



その際、純正ストロボやサードパーティー製の製品を比較したので記録しておきます。

ストロボの購入の前準備

基本的にPanasonicのLumixG8をメインに使っているのですが、物撮りなどの室内撮影でのブレないしはノイズに困っていたので、ストロボを購入することにしました。

ざっと調べた限りでは天井バウンスや壁バウンスを行って、設定はTTLというオート機能に任せれば手軽に使えそうでした。

ストロボの最大明るさであるガイドナンバー(GN)は40あれば十分で、光量重視するなら60という感じでした。

今回はマイクロフォーサーズボディということもあるので、GN40で手ごろなサイズかつ持ち運びしやすいものがよさそうです。

製品比較

Panasonic純正のストロボであるDMW-FL360L、サードパーティーでは日本メーカーで定評のあるニッシン i40FTとi60A FT、中華メーカーですがコスパに定評のあるGodox TT350OとTT685Oが主な購入候補になりそうです。

以下がその性能比較表です。(TTL対応)

なお、サードパーティー性は対応カメラごとに型番が少し違うので購入の際には注意が必要です。

ニッシンならマイクロフォーサーズ向けということでFT、GodoxはOlympus&Panasonic向けということでOがついているので念頭に置きましょう。

Panasonic向けだからといってPを選ぶと、GodoxではPentaxを意味するようなので悲しいことになります。

メーカーPanasonicNissinNissinGodoxGodox
機種DMW-FL360Li40 FT(オリ&パナ)i60A FT (オリ&パナ)TT350OTT685O
価格 (Amazon)218392330034560970012500
GN3640603660
電源単3x4単3x4単3x4単3x2単3x4
発光間隔(s)20.1~40.1~5.50.1~2.20.1~2.6
発光回数250~350220~1700220~1500210~230~
TTL (m4/3)
コマンダー××××
スレーブ(光)
スレーブ(無線)×××
首振り(上下)90/7909090/790/7
首振り(左/右)180/180180/180180/180135/135180/180
ハイスピードシンクロ
キャッチライトパネル内蔵内蔵内蔵内蔵内蔵
ワイドパネル内蔵内蔵内蔵内蔵内蔵
寸法104x62x9861x85x8598x73x112140x62x3864x76x190
重量 (g)257203300200410
付属ケース
付属ディフューザー
付属スタンド×
その他付属品カラーフィルター、クリーニングキットカラーフィルター、クリーニングキット

こうしてみると、Godox製品のコスパの良さはすさまじいものがあります。 GN40程度なら純正、ニッシンの1/2、GN60ならニッシンの1/3の価格というのは驚きですね。

GNは40程度のものから選ぶとして、i40かTT350Oから選ぶのが無難そうです。

TT350Oは横の首振りが狭いものの、単3電池2つで稼働するため重量面での利点や、持ち運び時に直線状にできるため有利そうです。そして言うまでもなく価格が半額という点も大きいです。

i40は首振りはTT350Oよりも広いですが、持ち運びがL字状なのでかさばる点が懸念点です。

今回は初ストロボということもあり、失敗しても問題なさそうなGodox TT350Oを選ぶことにしました。

購入はAmazonより行いました。販売はEmgreatという店で、一応正規代理店ということです。

これが気になる方はケンコープロフェショナルイメージングを通した購入をするとよさそうなのですが、軽く調べた限りマイクロフォーサーズ向けのTT350Oがリストになさそうです。

外観

以下のように緩衝材に包まれて製品が到着しました。

内容物はTT350Oの箱と、PERGEAR Cleaning Kit、カラーフィルターなどアクセサリ類の3点となっていました。

TT350O本体

TT350Oの箱には以下の5点が入っていました。

  • TT350O+ディフューザー+台 (全部ケースに入る)
  • ケース
  • 乾燥剤
  • 保証書
  • 説明書(英・中)
  • QCPass: おそらくQuality Check Passのこと

ケースにはディフューザー付きの本体とスタンドが入っていました。

基本的に持ち運びはこのケースで行うことになるでしょう。

スタンドにはネジ穴もついているので、三脚などへの取り付けも可能です。

首振りは左が90度、右が180度といったところです。135/135という記載でしたが、合計270度という点では変わりなくてもここは要注意ですね。

特に左回りから後ろ180度に無理回そうとして壊さないように注意が必要です。

ワイドパネル・キャッチライトパネルは少し出しずらいです。

爪が伸びてないと出しづらそうな感じがします。

パネルを出すときは2つ一緒に出して、両方使うかどちらかしまうという手間は必要です。

テスト電池は付属していないので単3のeneloopを2つ入れて動作テストです。

入れる向きがプラスマイナス違うので注意です。

なお、電池収納部の横にMicroUSB端子もあるのでファームウェアアップデートなどはここから行うようです。

LunixG8への装着

G8のシューに差し込んだのち、ダイヤルを回して固定します。

結構しっかり差し込む必要があるので注意です。

差し込めたらカメラ側で勝手に認識してくれるので本体側の設定は不要です。

テスト撮影の感想

基本的にTTL・Manual・Multiの3モードを切り替えて運用します。

基本的にはTTL運用でよさそうです。

TTLモード時は焦点距離もAU(Auto)とマニュアルで設定可能で、光量もSetボタン押してからダイヤル操作で+-の設定可能なので、問題なく利用できました。

明るさ調整はストロボの光量、本体のISO感度などから調整する感じです。

暫くはこのストロボ片手に遊んでみます。

Pergear Cleaning Kit

チャック付きの袋にクリーニングクロス、手袋(両手、滑り止め付き)、ブラシの3点が入っています。

既にレンズペンやマイクロファイバークロスなどは使っているので、こちらの出番はなさそうです。

アクセサリ

カラーフィルタセット(12色)。そのままでは固定できないのでメンディングテープとか必須です。

マジックテープとよくわからないケースもありますが、こちらはちょっと使い方が分かりません。

まとめ

  • GodoxのM4/3向けコンパクトストロボTT350Oを購入
  • 競合製品の半額近いコスパが利点
  • TTLモードで手軽に撮影できた