LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.を初の単焦点レンズに購入
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現在メインのカメラとレンズはLumixG8とキットレンズの12-60mm/F3.5-5.6で大分満足してはいるのですが、一度単焦点レンズを使ってみたいという気持ちが以前からありました。
いくつか候補を考えてみた結果、評判のよいLEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.を購入することにしました。
本記事では購入にあたって比較した製品や、購入した製品の外観などを記録しておきます。
現在利用している機材
- ボディ: Panasonic Lumix G8
- レンズ: LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.
基本的にこの2つだけで旅行などに持って行って撮影を行っています。
私の場合は撮影目的は作品作成ではなく、記録に残すことに主眼を置いていることもあって、このレンズ1本でもそれほど不便を感じることは少なかったです。
数少ない気になるケースは、夜景や薄暗い屋内を手持ちで撮影するのがつらいことでした。
せっかくのレンズ交換式カメラなので、そういった用途を踏まえて明るいコンパクトな単焦点レンズを購入して、レンズ2個体制で運用してみることにしました。
基本的に風景の撮影が多いため、レンズとしては広角から標準域を想定しています。
比較対象
さて、上記の条件でいくつかマイクロフォーサーズの単焦点レンズを比較してみます。
操作周りの相性などを考えて基本的にパナレンズで考えています。
広角単焦点だとそもそもレンズ内手振れ補正はなかった気もするので、他社レンズでも大きな問題はなさそうですが、念のため。
あとは古いレンズだとAFが遅めということも考慮しておきます。
製品名 | 価格(円) | 発売日 | フィルター径(mm) | 重量(g) | AF |
---|---|---|---|---|---|
LUMIX G FISHEYE 8mm F3.5 (魚眼) | 58790 | 2014/10/23 | × | 165g | |
LEICA DG SUMMILUX 12mm F1.4 ASPH. | 126409 | 2016/6/15 | Φ62 | 335 | |
LUMIX G 14mm F2.5 II ASPH. | 29664 | 2014/10/23 | Φ46 | 55 | |
LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH. | 43360 | 2014/3/25 | Φ46 | 115 | 早い |
LUMIX G 20mm F1.7 II ASPH. | 28519 | 2013/7/11 | Φ46 | 87 | 遅い |
LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH. | 42600 | 2011/6/13 | Φ46 | 200 | 遅い |
LUMIX G 25mm F1.7 ASPH. | 19536 | 2015/10/23 | Φ46 | 125 | 早い |
LUMIX G 42.5mm F1.7 ASPH. POWER O.I.S. | 26929 | 2015/4/23 | Φ46 | 130 | |
LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2 ASPH. POWER O.I.S. | 130078 | 2014/1/7 | Φ46 | 425 |
検討
こうしてみると多くの選択肢がありますね。
とは言え、初の単焦点レンズということを踏まえると、5万円を超えるようなレンズは少々二の足を踏みます。
それに高性能で明るいレンズとなると重たくなってしまうので、その点も旅行では気になりそうです。
そうなると、G 14mm F2.5 II、LEICA 15mm F1.7、G 20mm F1.7 II、G 25mm F1.7、LEICA 25mm F1.4、G 42.5mm F1.7あたりが候補でしょうか。
G14mm, G25mmのように、上位モデル的なLeica verが存在するレンズは どうせ上位モデル欲しくなりそうですし、最初からLeicaでよさそうな気もします。
ただ、25mmだとLeicaよりG25mmの方が発売最近なので、AFの速さも踏まえると今から購入するならG25mmの方が却って使いやすいかもしれません。
メインの用途が風景の記録と考えるとこの中ではLeica 15mmが一番よさそうに思えます。
G20はAFの遅さが気になりますし、25mmは風景メインと考えると中途半端になるかもしれません。
42.5mmはポートレート的な距離と考えると今は出番少なそうです。
そんなわけでLeica15mmを購入することにしました。
あちこちのレビューをみていても、評判の良いレンズでもあるので使い勝手で困ることは少なそうです。
保護フィルターの選定
単焦点レンズもそれなりの値段がしますので、保護フィルターを購入しておきます。
値段がそれなりに安く、ある程度の性能があるフィルターとして、今回はHakuba XC-pro 46mmを選択しました。
他のフィルターとの詳しい比較は別のノートにまとめてあります。
製品の外観
製品は大きな箱に入って到着しました。
レンズ本体、説明書、保証書、レンズポーチ、レンズフードが付属しています。
レンズ本体
レンズ本体を斜め上から見た写真です。
詳しいことはわかりませんが、光の反射が複雑になっており、コーティングやレンズ群によってこのような反射になっているのでしょう。
側面のリングはF値を手動で設定できるようになっており、操作性は良さそうです。
また、AF/MFの切り替えもワンタッチで行えるようになっているので、慣れると使い勝手がよさそうです。
レンズフード
金属製のフードにゴムキャップが付属したものとなっています。
レンズキャップは留め具があるわけではなく、ゴムキャップをはめ込む形になっています。
このレンズフードを装着するにはデコレーションリングを外す必要があります。
レンズフードを取り付けてみると高級感があってなかなかいい感じになります。
しかし、デコレーションリングを外すと保護フィルターが取り付けられなくなるという問題があります。
いくらフードが装着されているとはいえ、レンズむき出しで持ち運ぶのは心もとないため、私はこのフードは使わずに保護フィルターを付けて使うことになると思います。
あるいは、別のメーカーから出ているエツミ メタルインナーフードのように、保護フィルターと併用可能なレンズフードを購入することになるかもしれません。
保護フィルター
デコレーションリングを戻して、Hakuba XC-pro 46mmを装着すると次のようになります。
保護フィルターに関する詳細な内容は別の記事をご覧ください。
LumixG8へ装着
LumixG8へ15mm/f1.7を装着してみました。12-60mmを付けているときよりだいぶコンパクトになります。
大分取り回しがよくなりそうですので、より気軽に旅行中の撮影ができるかもしれません。
持ち運びケースの確認
カメラの持ち運びはエツミのモジュールクッションボックスAを使うことがこれまでは多かったので、一通り入れるとどうなるか確認してみます。
入れるカメラとアクセサリは以下の通りです。
- Lumix G8 + Lumix G Vario 12-60mm/F3.5-5.6
- Leica 15mm/f1.7
- レンズペン
- ミニブロワー
- クリーニングクロス
- 予備バッテリー+充電器
上記のカメラ・アクセサリは問題なく収納出来ました。
適当なリュックなりショルダーバッグなり、自由に持ち運ぶことができそうです。
現時点での感想
今回はあくまで屋内でテストしただけですが、感想をまとめておきます。
良い点としては絞りリングのおかげでF値が手早く調整できる点とAFがかなり早い点ですね。
また、12-60mmと比べてかなり小さく、取り回しもよさそうです。12-60mmと合わせて持ち運んでも気にならずに使えそう。
気になった点としてはAF時にモーターの動作音が結構する点でしょうか。
半押し中にずっと動作しているのは少々気になります。
あと純正レンズフードは保護フィルターと同時使用できないのは少々辛い。どうせなら一緒に使えればよかったのですが…。
感想追記(9/15)
この2週間程度で外で数回使った感想をまとめておきます。
- 12-60mmと比べて軽いので片手でも撮影できる
- レンズが明るいため、夜間の屋内でのぶれずに撮影できる
- AFが早いので、ブレることがほとんどない
- 絞りリングは思った以上に使い勝手がいい
2019/07/24追記: レンズフードの購入
保護フィルターの上から装着できるレンズフードを購入したので別の記事にまとめておきます。
まとめ
- 初の単焦点レンズにLeica 15mm/F1.7を購入
- コンパクトさ、AFの速さ、F値の手早い調整など良い点がたくさん
- これから12-60mmと合わせて使っていきたい