GIMPのBIMPプラグインでアスペクト比固定・長辺サイズ指定した一括リサイズを行う
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無料の画像編集ソフトであるGIMPのプラグインで、BIMPという複数ファイルを一括で処理するツールがあります。
このツールを用いて長辺サイズを指定し、アスペクト比固定した状態で縦横が混在した画像を一括でリサイズする方法を記録します。
GIMPとBIMP
GIMP(Gnu Image Manipulation Program)はオープンソースの画像編集ソフトウェアとして長い歴史があり、様々な操作を行うことができます。
GIMP向けに多くのプラグインが開発されており、そのなかにBIMPという複数の画像を一括で処理する(バッチ処理)ツールがあります。
このツールを使うことで、以下の処理が行えます。
- 拡大縮小(リサイズ)
- 切り抜き(トリミング)
- 反転・回転
- 明るさ・コントラスト
- シャープ・ぼかし
- 透かし(ウォーターマーク)
- 保存ファイル形式の指定と変換(Jpg, WebP, Heifなど)
- リネーム
- GIMPのフィルターを利用
これらの操作を組み合わせて一括で処理することができ、さらに処理内容を別ファイルに保存することができます。
今回はこのうちリサイズから長辺サイズ指定・アスペクト比固定の一括処理を行います。
設定方法
例えば長辺サイズを1000pxにする場合、次のように設定を行います。
ファイル(F)→Bacth Image Manipulation Pluginを選択し、BIMPのウィンドウを開きます。
バッチ操作セットよりAdd→拡大縮小(リサイズ)→幅・高さを1000pxと指定し、Aspect RatioでPreserveを指定します。
次に一括で処理する画像を追加し、保存フォルダの指定後にApplyより一括処理を実行します。
これで処理が完了し、元の画像の向きを保ちつつ長辺を指定したサイズにリサイズすることができます。