Windowsでnvmを用いたNode.js環境の構築
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当ブログはHugoを用いて作成しており、AMP対応も実施中です。
このAMP検証をローカルで行うにはNode.jsが必要なので、本記事ではnvmを用いてWindowsへのNode.jsの導入を行います。
AMP対応の検証
AMP(Accelerated Mobile Pages)はGoogleが推進するモバイル端末向けの高速表示フォーマットです。
ユーザーのエクスペリエンス向上が目的とされており、当サイトでもAMP対応を進めています。 ページがAMP対応ができているかの確認には次の方法があります。
- chromeを用いたurlオプションの変更
- Search ConsoleのAMPテストページで確認
- 構造化データテストツールの使用
- amphtml-validatorの使用
これらのうち、テスト用環境のローカルで使用できるのはchrome, amphtml-validatorを用いる2つで、他は一度アップロードする必要があります。 さらに、chromeによる確認もurlオプションをいちいち変更する必要があり面倒です。
そこで、今回はAMP Projectの提供する検証ツールである、amphtml-validatorを使うことにします。このツールはNode.js上で動作するため、Hugoで生成したhtmlに対して一括で走査させることもできるでしょう。
Windowsへnvmインストール
私のメインPCはWindowsなので、Node.jsの定番バージョン管理ツールnvmは用いることができません。 そこで、これをWindows向けに修正されたnvm-windowsを用いることにします。
releaseより、最新安定板の1.1.5を選択し、nvm-setup.zip
をDLします。
解凍してインストーラーよりnvmのインストールが行えます。
インストール完了後、nvmのバージョン確認を行います。
> nvm version
1.1.5
Node.jsのインストール
Node.jsのバージョンはLTS版を使用することにします。 次のコマンドで利用可能なLTS版を見てみると、8.9.4と6.12.3の2つがあります。
>nvm list available
| CURRENT | LTS | OLD STABLE | OLD UNSTABLE |
|--------------|--------------|--------------|--------------|
| 9.4.0 | 8.9.4 | 0.12.18 | 0.11.16 |
| 9.3.0 | 8.9.3 | 0.12.17 | 0.11.15 |
| 9.2.1 | 8.9.2 | 0.12.16 | 0.11.14 |
| 9.2.0 | 8.9.1 | 0.12.15 | 0.11.13 |
| 9.1.0 | 8.9.0 | 0.12.14 | 0.11.12 |
| 9.0.0 | 6.12.3 | 0.12.13 | 0.11.11 |
| 8.8.1 | 6.12.2 | 0.12.12 | 0.11.10 |
| 8.8.0 | 6.12.1 | 0.12.11 | 0.11.9 |
| 8.7.0 | 6.12.0 | 0.12.10 | 0.11.8 |
| 8.6.0 | 6.11.5 | 0.12.9 | 0.11.7 |
| 8.5.0 | 6.11.4 | 0.12.8 | 0.11.6 |
| 8.4.0 | 6.11.3 | 0.12.7 | 0.11.5 |
| 8.3.0 | 6.11.2 | 0.12.6 | 0.11.4 |
| 8.2.1 | 6.11.1 | 0.12.5 | 0.11.3 |
| 8.2.0 | 6.11.0 | 0.12.4 | 0.11.2 |
| 8.1.4 | 6.10.3 | 0.12.3 | 0.11.1 |
| 8.1.3 | 6.10.2 | 0.12.2 | 0.11.0 |
| 8.1.2 | 6.10.1 | 0.12.1 | 0.9.12 |
| 8.1.1 | 6.10.0 | 0.12.0 | 0.9.11 |
| 8.1.0 | 6.9.5 | 0.10.48 | 0.9.10 |
This is a partial list. For a complete list, visit https://nodejs.org/download/release
今回は最新安定板の8.9.4を使います。不都合があれば6.12系に戻しましょう。
nvmを介したインストールは次の手順で行えます。
> nvm install 8.9.4
> nvm use 8.9.4
> node -v
参考
次のページを参考にインストールを行いました。
まとめ
本記事ではAMP検証に必要なNode.js環境を導入しました。
次回からgulpとamphtml-validatorを用いてhugoのhtmlの検証を行います。