モンベルのグラスインアルパインゴーグルシリーズはレジャースキーヤーの理想の眼鏡対応ゴーグルに思える

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スキー用の眼鏡対応ゴーグルにモンベルのグラスイン アルパインゴーグル MLを購入しました。



以前購入したものは7年前のもので、スポンジの劣化で買い替える必要が出たので色々調べたりしましたが、最終的にモンベルのゴーグルを選定しました。



調査の過程で、私のような年数回滑走に行くようなレジャースキーヤーであれば、モンベルのグラスインアルパインゴーグルシリーズは理想のゴーグルなのではないかと思えましたので、その理由を含めて記載します。

購入の経緯

以前利用していたスキーゴーグルは7年前に購入したAlpinaのMagnum Pro Sport Optic(14-15)ですが、大分年月が経過したこともありスポンジが劣化で利用不可能になってしまいました。

スポンジ交換や修理などは古いモデルですし受け付けているかも不明でしたし、買い替えてしまうことにしました。

色々スキー用品店でゴーグルを見ましたが、眼鏡対応のモデルでも大きなフレームの眼鏡だと入りきらなかったり、お安めのモデル(これでも1万円弱くらい)だとヘルメット対応していなかったりというのが多かったです。

私はスキーは年数回行く程度のレジャースキーヤーですので、スポンジやレンズの劣化を考えて寿命5年程度のものに2~5万円もするような高級モデルを購入する気にはなりませんでした。

どうしたものかと考えてましたが、ふとモンベルでもゴーグルを売っていることを思い出して店舗に行ってみました。

グラスインアルパインゴーグルシリーズが雪山対応かつ眼鏡対応のモデルとなり、試着してみたところ、フレームが大きな眼鏡でも問題ないくらいスペースに余裕があり、非常にお手頃価格の製品でした。

さらに店員さんに聞いてみたところ、このモデルは スポンジの交換対応が可能 で、顔にあたるスポンジが3300円、3か所ある通気用スポンジは1か所目が1815円、1か所追加ごとに880円で交換してくれるようです。

ゴーグルはレンズが大丈夫でもまず最初にスポンジがダメになる印象が強いので、こうして交換対応して頂けるのは安心感がありますね。

最終的にグラスインアルパインゴーグルMLを購入することにしたのですが、その決め手になったのは以下の3つの要因です。

  1. お値段が1万円前後で手頃
  2. ダブルレンズ・曇り止め加工・ヘルメット対応・UVカットと主要機能あり
  3. 眼鏡対応ゴーグルの中でも大きめでフレーム大きな眼鏡でも使える

モンベルのグラスインアルパインゴーグルシリーズの共通仕様

グラスインアルパインゴーグルシリーズには、無印、BC(調光レンズ)、PL(偏光レンズ)、ML(ミラー加工なし)、HD(高精細)の5種類があります。

共通仕様として以下の機能があるようです。

  • 眼鏡対応
  • アジアンフィット
  • ヘルメット対応
  • ダブルレンズ
  • アンチフォグシステム(曇り止め)
  • UVカット
  • 収納袋付(レンズクリーナー機能あり)
  • ミラー加工(ML以外のモデル)
  • レンズ交換可能
  • 幅185mm,高さ111mm,奥行100mm

グラスインアルパインゴーグルシリーズから購入モデルを選定

上記共通仕様を前提として、各モデルで異なる点は以下の通りになっています。

  • BC: 調光レンズ
    • 紫外線量に応じて透過率が変化
    • 可視光線透過率: 20%~70%
  • HD: 高精細レンズ
    • 斜面のコントラストを強調
    • 可視光線透過率: ブルー27%、オレンジ20%
  • PL: 偏光レンズ
    • 斜面の凹凸が見やすい
    • 可視光線透過率: グレー13%、ピンク17%
  • ML: ミラー加工なし
    • 可視光線透過率: ピンク45%
  • 無印
    • 可視光線透過率: グレー25%、ピンク32%

全天候モデルだとレンズはピンク・オレンジ系で可視光線透過率30~50%(参考)とのことです。

私がモンベル店頭に行った1月中旬ではオールラウンドに使えそうなHDモデルは完売しており、次にオールラウンドに使えそうなのはMLモデルでした。

PLモデルは偏光で見やすいのですが、ミラー加工の分晴天寄りになっているため、ゴーグル1つでオールラウンドに使うならBC・無印ピンク・MLから選ぶのがよさそうです。

今回はミラー加工なしで曇天時含めて一番オールラウンドに使えそうなMLを選ぶことにしました。

同じくオールラウンドなBCは少しお値段が高めなのと、BCのみ交換レンズが売られているので、欲しくなったらレンズのみ購入してMLと併用することが出来るからです。

そしてML+BC交換レンズのお値段(7150+9900=17050円)が、BC単品(16500円)と大差ないのでなおさらMLを選ぶ理由を強めました。

グラスイン アルパインゴーグル MLの仕様

共通仕様とは異なるMLの仕様は次の通りです

  • 品名: グラスイン アルパインゴーグル ML
  • 品番: #1109194
  • 価格: 7150円
  • 色: PK
    • 可視光線透過率: 45%
  • 重さ: 150g

グラスインアルパインゴーグル MLの外観

外箱

外箱には色々と情報が記載されています。

MLはモンベルのなかでは晴天△、曇り○というモデルの位置づけのようです。

外箱の裏側にモデルの共通仕様も書かれています。

同梱物

ゴーグル本体の他、収納袋と日/英説明書が1つずつ同梱されていました。

外観

正面から見るとこのようになっています。モンベルのロゴが上部にあり、大きな球面レンズです。

上部から見た写真です。ゴーグル上部の広い範囲にベンチレーション用のスポンジが装着しています。

また、バックルは簡易なもので、片手で装着したり取り外したりするのは難しそうです。

下から見た写真です。ベンチレーション用のスポンジが左右に1つずつついていることが分かります。

収納袋

収納袋は薄いマイクロファイバーの小さな袋になっています。

質感としては眼鏡拭きのマイクロファイバークロスと似たような感じです。

ゴーグルと並べたサイズ感は以下のようになります。

当然ながらゴーグルも問題なく収納出来ます。

衝撃や荷重からの保護はないので他の荷物と持ち運ぶ際はハードケースに入れたり、ヘルメットの内側に入れたりするとよさそうです。

ゲレンデで使ってみた感想

先日に湯沢高原スキー場に行った際に利用してみました。

当日は曇りで問題なくゴーグルで見ることが出来ましたし、眩しくなることもありませんでした。

大きな球面レンズということで視界は非常に広くて見やすいです。

そしてゴーグル本体はリフトなどの静止時も滑走中も曇ることはなかったです。

ただ、激しく動いた後の静止時にゴーグル内部の眼鏡が曇ることはありました。こちらは仕方ないですね。

こちらは曇りが取れるまで待機するか、眼鏡に曇り止めを塗るなどで対応することになるかと思います。

1点気になったのは斜面の凹凸の視界補助でしょうか。PLやHDレンズのように見やすくするような補助があるわけではないので、新雪と圧雪斜面の切れ目がちょっと見づらいかもしれません。

こういった補助が必要ならPLやHDレンズモデルを購入した方がいいのかもしれません。ゴーグル1つで済ませるならHDでしょうか。

また暫く使ってみて気になることが多いようだったら来シーズン以降にHDの購入を検討してみます。

とはいえ、それ以外は満足できるゴーグルでした。むしろ7000円で買えるモデルとしては十分すぎるモデルかと思います。

ヘルメットとのかみ合わせ

モンベルの雪山用ヘルメットのフォールラインヘルメットは今シーズン売り切れだったので、別にヘルメットを購入しました。

結局ヘルメットはAtomicのSavorのLサイズを購入しましたが、こちらのベンチレーションスリットとアルパインゴーグルのベンチレーションは問題なくかみ合いまして、滑走中に曇ったりすることはなかったです。

ヘルメットのベンチレーション用のスリット4つに、ゴーグルのベンチレーション用のスポンジがふさがることなく噛み合っているようです。

まとめ

  • スキー用の眼鏡対応ゴーグルにモンベルのグラスイン アルパインゴーグル MLを購入
  • 先日の日帰りスキーでは眩しさ抑えて問題なく利用できた
  • 偏光は入ってないので斜面の凹凸の見やすさの補助はないので使い分けが必要そう