数か月前に数年自宅で利用していたプリンターの調子が悪くなり、ようやくBrotherの新発売プリンターDCP-J987N-Wに交換することが出来ました。

購入の経緯とDCP-J987N-Wに触った感想について、簡単に記録しておきます。

経緯

以前より、2012年頃に購入したCanonのMG6230(2011/9モデル)を利用していました。

だいぶ古い機種であるものの、これまで問題なく使用に耐えてくれていました。

しかし、6月頃に調子が悪くなり、ノズルヘッドクリーニングなどでも印刷の結果がおかしくなることが改善できなくなってしまいました。

長年お世話になったこともあり、その時買い替えようにも在宅需要で軒並み2019年モデルのプリンターは在庫切れとなっていました。

仕方がないので、例年通りなら秋ごろ発売となる2020年モデルまで待つことにし、その間は必要な印刷物はコンビニプリントなどでしのぎました。

各社の2020年モデルのスペックを比較し、値段も手ごろでその割に多機能かつランニングコストもそれなりに安いBrotherのDCP-J987N-Wがよさそうに見えたので、発表が発売されてすぐに予約し、先日到着したところです。

本体仕様

詳細は公式HPの製品ページを見ると良いでしょうが、私が購入する際によさそうに思えた点を抜粋しておきます。

  • 寸法: 400x341x172mm(突起部を除く)
  • 重量: 8.6kg
  • インク: 4色
  • I/F: 有線LAN、無線LAN対応
  • 用紙トレイ: 下面2段、背面1つ
  • 自動両面プリント: 〇
  • メディア: USB、SDメモリ対応
  • 実売価格: 19770円 (予約当時)

特にUSBメモリ,SDカードを挿して印刷、スキャンができるのはこの価格帯ではあまり多くないので、プリンターとPCの場所が離れていてその間の往復の操作が面倒な場合はありがたいところです。

外観

本体の他、初期インク、テスト用紙(L判写真用紙3枚)、簡単設置ガイド、CD-ROMが付属していました。

あとは予約特典のA4用紙と追加購入しておいた交換インクです。初期インクは容量少ないのでまとめて購入しておいた方がよいと思います。

前面

前面のタッチパネルは3段階で上向きに角度調整が可能でした。残念ながらフリーアングルではありませんでした。

前面右のインク収納部には端子保護用のオレンジのカバーが装着済みでした。

前面左にはUSBメモリとSDカード用のスロットがあります。

排紙の受け手は2段階式で、手動で出してやる必要があります。

背面

背面には開閉可能な手差しトレイがあります。基本は下層トレイを使い、一時的に別サイズの用紙を使う、というような状況での利用が想定されるかと思います。

こちらを開閉できるように本体設置時には後部に10cm余裕を持たせる必要があります。

側面

左側面には電源ケーブルが付属しています。アタッチメント式ではありません。

内部

上面はADFによる連続スキャン・コピーで利用する給紙トレイが存在します。

ガラススキャン部です。持ち上げるときには90°程度しっかり持ち上げてやらないと自重で落ちます。

スキャン部の下層にはUSBケーブルとLANケーブル接続部があります。それぞれのケーブルは付属しないので、利用する場合別途用意が必要です。

スキャン部にはCDラベル印刷用のトレイが収納されています。必要に応じて取り出し、印刷部にセットして使いましょう。

給紙トレイ

本体下段の給紙トレイは2段式ですが、上段にははがき、L判用紙の程度の大きさしかセットできないので注意が必要です。

上下段は自動で切替はできず、青色のつまみを持って手動で切り替える必要があります。

また、緑色のバーで用紙の大きさを切り替えることが出来ます。

この際、無理やり動かさずに摘まみを持って操作するとスムーズに操作できます。

初期設定

プリンター側

機器側の初期設定を行っていきます。

基本的には電源を入れてから画面の指示に従っていけば問題ありません。

日付設定、初期インクのセットを行います。

インク保護部分のオレンジ色のパーツは説明書・保証書と一緒に保管しておくと良いと思います。

自宅では無線LANを利用しているので、そのまま本体設定から無線接続設定を行いました。

そのほか、ボタン操作音をOffにし、静音モード(こちらは機械的な動作音)を有効にしておきました。

ついでの本体ファームウェアの更新確認もOnにして、早速更新しておきます。

PC側

公式サイトより、プリンターのドライバをインストールします。

推奨のフルパッケージ版をDLしてインストールします。

インストール時に接続方法でWifiを選択すると、IPアドレスなどの調査も行ってくれるので便利です。

標準インストールで以下がインストールされました。

  • プリンタードライバー
  • スキャナードライバー
  • Brother iPrint&Scan
  • ConrolCenter4
  • ステータスモニター
  • ソフトウェア更新通知

これらのインストールが完了後、その他ソフトウェア(PaperPort)のインストールが聞かれましたが、今回はパスしました。

これでショートカットにBrother iPrint&Scan, Brother Utilitiesの2つが登録されました。

iPrint&Scanは文字通り印刷とスキャンがPC側から行えるようで、USBなどを経由せずにスキャンできるのは楽かもしれません。

Brother UtilitiesはiPrint&Scanを含む複数のソフトウェアを実行できますので、詳細にあれこれ設定したいときはこちらを利用するとよさそうです。

そして、インストール時にメモしておいたIPアドレスにhttpでアクセスし、初期ログインパスワードでログインします。

初期パスワードはマニュアルに記載がありますが、背面ラベルのPwd後ろ8桁となります。

そして初期パスワードを変更し、初期設定は完了です。

使ってみた感想

色々と試してみましたが、印刷テスト、原稿台のスキャンはおおむね問題なさそうでした。

いくつか現状の不明点は、スキャンしたものの自動切り抜き(サイズ指定は事前に可能)、ADFを使った連続スキャンくらいでしょうか。
このあたりはマニュアルには記載がなさそうでした。

PCアプリからスキャンする場合は原稿サイズの自動判別可能ですが、あくまで用意された用紙サイズからマッチングを行うだけで、それから外れた大きさにまで自動切り取りを行ってくれるわけではありません。

これについては別のソフトで手動で行う必要がありそうです。

他に、気になる点としてはUSBの抜き差しのしにくさでしょうか。特に抜くときは気を付けないと蓋に手が当たるので要注意です。

静音モードは動作音が小さくなるだけでボタン音は変わらないので注意です。ボタン音を消すには別途設定する必要があります。

UI的にタッチパネルとボタン併用なのがちょっと使いにくい感じがあります。

タッチパネル統一か、ボタンメインかにしてもらった方が使いやすかったとおもいます。

ただ、価格帯を考えると十分に多機能でコスパもよいので、普通に使う分には許容して使える良い製品だと思います。