現在利用しているFilcoのメカニカル式キーボードであるMajestouch2のキー故障を踏まえて、修理しても再度修理というのが目に見えていることから、 耐久性の高い静電容量無接点式のキーボードを購入してしまうことにしました。 私はだいぶヘビーにキーボードを利用するため、今度は静電容量無接点方式であるRealforceやHHKBなどを候補に、購入対象を選定しました。 その経緯を記録しておきます。

Filco Majestouch2の故障

現在利用しているFilcoのMajestouch2ですが、その仕様は以下の通りです。

  • Keyboard:Filco majestouch fkbn108mrl/nfb2
    • JIS配列(テンキーあり)
    • メカニカル式、cherry赤軸
    • 購入価格:12318円
    • 購入日:2014/08

丁度5年ほどの利用になり、見た目もキーの打ち心地も気に入ってはいたのですが、これまでにちょくちょく調子が悪くなることがありました。

例えばチャタリング、CtrlキーやShiftキーが無反応になったりということがしばしば発生し、そのたびにキートップの除去・掃除などで騙し騙し使ってきました。

しかし、今回特定のキーが一切反応しなくなるという事態が発生し、掃除程度では解決しないことからメーカー修理、自己修理、別製品購入のいずれかの手段を取る必要が生じました。

対応手段の決定

上記3つの選択肢が存在したわけですが、メーカー修理や自己修理は可能であっても、これまでに5年間酷使していることからまたすぐに別のキーが故障する可能性が高いと判断しました。

その都度修理を行っていたのではきりがなく、却って高くつく可能性が高いと思われます。

自己修理もcherry赤軸互換品と半田ごてがあれば可能だとは思うのですが、半田ごての利用ブランクと用具一式の購入を考えると結局新品購入と大差ないという落ちにもなりかねません。

そのため、いい機会ですので新しく耐久性に優れた静電容量無接点方式のキーボードを購入し、そちらに乗り換えることにしました。

購入にあたっての条件

購入にあたっての条件をまとめると以下の通りです。

  • キー重さ: 30/45g どちらでもいい
  • 日本語JIS配列
  • 昇華印刷: 耐久力がレーザー印刷より上
  • テンキー: なし
  • DIPスイッチ: どちらでも
  • カナ刻印: 不要

これまではテンキーありのものを用いてきましたが、ホームポジションのズレなどの問題もありますし、いい機会なのでテンキーなしに移行することにしました。

購入対象の選定

基本的には東プレのRealforceか、PFUのHHKBのどちらかから選ぶことになるかと思います。

上記の条件に当てはまる機種を以下に並べます。

Realforce Realforce Realforce HHKB Pro HHKB Pro
型番 R2TLA-JP4-BK R2TLSA-JP3-IV R2TLSA-JP3-BK PD-KB420WS PD-KB420W
価格 25009 26579 26579 29700 24073
テンキー テンキーレス テンキーレス テンキーレス テンキーレス テンキーレス
キー重さ 45g 30g 30g 45g 45g
昇華印刷
かな刻印 なし なし なし なし なし
静音
重量 1100g 1100g 1100g 530g 530g

どれも2万円後半という価格は共通しており、Realforceは1.1kgと重量重めで、HHKBは500g程度と半分くらいというのが大きな違いです。 また、HHKBはキーの重さは45gで共通ですが、Realforceは45/30gと選択肢があります。

また、HHKBはキーが打鍵効率を求めた結果かなり省略されており、その独特の配列に慣れるのに時間がかかると聞きます。 とはいえ、技術屋としては一度はHHKB独特の配列を使ってみたいという気持ちもあります。

追加項目として、自宅でHHKBの利用に慣れておき、会社で個人キーボードを利用できるならコンパクトかつ軽量なHHKBを持ち込めるのではないかという推測もあります。

これらを踏まえて、今回はHHKBを購入することにしました。また、少々値段が高いですが無印は結構な音がするようなので、今回は静音タイプを購入することにします。

Happy Hacking Keyboard Professional JP Type-Sの購入サイト

HHKBはAmazon,楽天,Yahooショッピングなどの通販経路であればいずれもPFU公式が出品しているものを買うのが最安のようですので、普段使いするサイトで購入するのがよいかと思います。

パームレストの同時購入

HHKBは結構な高さがあるようなので、一緒にパームレストを利用することが多くのサイトで推奨されているようです。

そんな訳で今回はPFUダイレクトでもHHKB用として販売されているバード電子製のパームレストウッド(クリアー) PZ-WPHHK2Cを購入することにしました。

お値段4320円です。

他のパームレストでも構わないでしょうが、サイズ合わせの手間を考えると公式のものを買ってしまうのが手っ取り早いと考えます。

Happy Hacking Keyboard Professional JP Type-Sの外観

本体、ケーブルのみのシンプルな梱包です。

Majestouch2の代用に使っていたLogicool K270と比べるとかなり横幅が小さく、高さがあることが分かります。 キー1つ1つの大きさは同程度でもあるので、それだけキーの省略が多いということですね。

カバーを外して調整できるPIDスイッチはデフォルトのままで当分問題はなさそうなので、全部Offのままにしておきます。

裏面から見ると次のようになっています。PIDスイッチの役割や、シリアルナンバーなどが記載されています。

側面から見てもカーブが結構ありますが、これが打ちやすさにつながるということなのでしょうか。

パームレストの外観

HHKB本体をおいてみると高さがかなりあるので、パームレストは必須という感じがします。

HHKBの高さ調節は低めで使うつもりなので、パームレストの高さ調節はLowとしてゴム脚を貼り付けました。 ゴム脚は裏の粘着面で接着可能で、Low/Highの2種類存在します。

Birdと書かれていて、手前に窪みがある方が裏面です。

何も書かれていないまっさらな方が表面です。

裏面に先ほどのゴム脚を貼りつけました。ガイドはないので目分量で装着しています。

HHKBとパームレストを並べた外観

HHKB本体とゴム脚を装着したパームレストを並べてみました。 公式のパームレストということもあり、高さ・幅ともにぴったりですね。

軽く利用してみての感想

動作確認はキー確認サイトで全部のキーが問題なく動作することを簡易的に確認しました。

打鍵感は「スコスコ」というような感じの音がします。 うるさくもなく、静かという訳でもありませんが、Majestouchの赤軸よりはうるさくないような気がします。

テンキーがないのはノートPCを考えるとすぐに慣れることはできそうです。

かなり戸惑うのはFnキーを使った操作で、カタカナ変換用のF7、ローマ字変換用のF10、Delの操作と、カナ/ローマ字切替、Ctrlキーを使ったショートカット類ですね。

特にCtrlはコピペなどでよく使っていたので慣れるまで時間がかかりそうです。

いずれにせよ使い込んでHHKBの打鍵感に慣れ、効率的らしいキー配列の利点を使い倒していきたいところです。

まとめ

  • キーボードの故障から静電容量無接点方式に買い替え
  • Realforce、HHKBを比べてHHKBを選択
  • 同時にパームレストも購入
  • 使い込んで早いうちにキー配列に慣らしていきたい