先月、出張でインドのハイデラバードへ行ってきました。

基本的にホテルと仕事先の往復なのでそれぞれのWifiで通信手段を確保できるのですが、緊急時に備えて海外用のプリペイドSIMを用意しました。

選んだのはAIS社のSIM2Flyで、その決定に際して調査した内容を記録しておきます。

インドにおける通信手段

基本的に海外で通信手段を確保するのであれば、以下の方法が挙げられると思います。

  • データローミング
    • 電話: 国際電話扱い
    • データ通信: 業者による
    • コスト: 高い
    • 設定: 楽
  • プリペイドSIM
    • 電話: 業者により可能
    • データ通信: 可能
    • コスト: 低い
    • 設定: 面倒
  • レンタルWifi
    • 電話: 不可
    • データ通信: 可能
    • コスト: 中間
    • 設定: 楽

国内で使用している通信業者のデータローミングは海外でも手軽に使えることが利点ではありますが、利用料金が高いです。

レンタルWifiも空港で借りて返せるので事前申し込みさえすれば手軽ではあるのですが、単体では電話ができず、必要な時にはデータローミングによる国際電話を行います。

プリペイドSIMは日本もしくは現地で入手となりますが、業者を選べば電話もデータ通信も手軽な価格で利用できるという利点があります。

価格の比較

出張期間は1週間くらいなので、プリペイドSIM、レンタルWifiのコストの比較を行ってみます。

  • レンタルWifi
    • GlobalWifi: 500MB/日で980円/日 = 6860円(7日3.5GB)
    • イモトのWifi: 500MB/日で1280円/日 = 8960円(7日3.5GB)
  • プリペイドSIM
    • AIS SIM2Fly: 4GB/8日で1500円程度
    • 楽天モバイル 海外SIM: 発行料3000円+500MB/7日で2310円
    • Airtel(現地): 950Rs(≒1600円)で1GB+256Rs分のクレジット

こうしてみると、SIm2Flyが他より圧倒的に安いのがよくわかります。

一見、インド現地の通信業者であるAirtelのプリペイドSIMを現地で入手するのもよさそうに思えますが、これは利用者のスケジュールに結構依存します。

というのも、日本からハイデラバードに行くには直行便がなく、乗り継ぎで深夜着が基本です。

となるとAirtelのSIMの入手には、深夜に空港内の開店しているか不明の窓口に行って交渉するか、宿泊先周辺のAirtelショップを探して入手する必要があり、非常に面倒です。

余程時間に余裕があって、現地の人とコミュニケーションを取れる自信がない限りは個人的にはお勧めしません。

そんなわけでSIM2Flyを今回は選択することにしました。

AIS SIM2Flyについて

SIM2Flyは、タイの通信業者であるAIS社が販売しているプリペイドSIMカードですが、日本国内でも入手可能です。

そしてこのSIMカードはアジア版、ヨーロッパ版の2種類があり、アジア版であれば 日本 ・韓国・台湾・ シンガポール ・オーストラリア・ インド ・ラオス・香港・マレーシア・マカオ・フィリピン・カンボジア・ミャンマー・ネパールの14か国で利用が可能です。

私はシンガポール経由でハイデラバードへ出張したため、日本含めたこの3か国で利用できるのは非常に助かります。

また、4GB/8日となってはいますが、SIMカードに割り当てられた電話番号を用いてTopUpを行うことで、追加チャージや電話の利用が可能となるという特徴もあるみたいです。

Amazonより購入

購入はAmazonより、ワイズ・ソリューションズが出品しているものを選択しました。

到着に少し時間がかかるので注文には余裕を持ったほうがよさそうです。

商品は封筒で到着しました。ワイズ・ソリューションズはAmazonとYahooショッピングで販売しているようです。

開封すると、説明書とSIMカードが入っていました。

SIMカードはマルチSIMで、nanoSIM・MicroSIM・SIMの計上に切り込みが入っており、使用機種に応じて切り抜く形式となっています。

また、パッケージにはPhone No.として電話番号が記載されていました。

これを用いて電話・SMSの受信やTopUp(チャージのこと)が行えるようです。

SIM2Flyの装着と設定

iphone7へSIM2Flyを装着し、設定を行います。

まずは既存のAPN設定を削除するため、プロファイルの削除を行った後、電源Off時にSIMカードの入れ替えを行います。

その後、電源を起動しデータローミングをOnにします。

この際APNの設定は自動で行われ、AISよりSMSが届いて無事アクティベートが完了しました。

日本国内のローミング業者であるSoftbankに通信がつながっていることが確認できます。

なお、説明書にあった以下のAPN設定を行う必要はありませんでしたが、自動で設定が行われない場合は必要かもしれません。

  • 名前: AIS
  • APN: internet
  • ユーザー名: 空欄
  • パスワード: 空欄
  • 認証方式: CHAP

MyAISの設定とハイデラバード現地における設定の問題

基本的には上記の設定で問題はなさそうなのですが、実際に利用した際に気になった点がいくつかあります。

こちらは別の記事にまとめてありますのでそちらをご覧ください。

MyAISのアカウント登録に関する問題と、ハイデラバードにおける自動設定時に圏外となる問題についてです。

また、4GBの容量は8日の期限が切れた後どうなるかについても調べました。

追記(9/15)

インドの海外出張には、プリペイドSIM以外にも電源ケーブル、電源タップ、変換アダプタを用意しました。

よろしければそちらに関する記事もご覧ください。

まとめ

  • ハイデラバード(インド)の通信手段にはSIM2Flyが低コスト
  • iphoneなら自動設定でほとんど問題ない
  • MyAISの登録、ハイデラバードの圏外問題には注意